青森空港でレンタカー

 羽田空港を定刻よりちょっと遅れて飛び立ったJALですが、飛行は順調。しばらくするとシートベルト着用サインも消え、飲み物が配られました。

 それを飲みながら窓の外を流れゆく景色を楽しんでいましたが、座席にディスプレイがなく、「wifiもこの便では使えません」というアナウンスがあり、どの辺を飛んでいるのかが良く分かりません。

 ただ国際線では飛行中窓を閉めるよう促されることが多いのですが、国内線ではそういった制約はないようで、雲の合間に見える下界の景色を楽しみます。

 ちなみに東京青森間は直線距離で 700kmぐらい?そこを飛行機は1時間ぐらいで飛行するわけで、平均時速は離陸と着陸時の速度を考えても時速800kmぐらいで飛んでいる筈。

 ということは、「10分飛べば140kmぐらい進むことになるな」てなことを考えて、「ということは今はもう栃木県か福島県かあ」と思いを馳せます。

 飲み物を飲み終わるころには宮城県を過ぎ岩手と秋田県の県境を北上していたみたい。それがが分かったのは、左手の窓から遠くの方に海が見えたから。

 秋田県の西に広がる日本海ではないかと推測(もちろん間違っているかもしれません)。

機内から見た日本海

 しばらくすると機体が降下。青森空港は事前の学習で青森市の南西15kmぐらいの所に位置する空港であることは分っていました。

 途中いきなり分厚い雲に突入し、何も見えなくなる状態になり、このまま滑走路に衝突かと思われたころ突然雲の下に出たようで、前方の景色が良く見えるようになりました。

機内から見た青森市街

 どうやら飛行機は青森市の南東から侵入し、途中で左旋回して、滑走路の北東側から着陸するみたいでしたが、その時空港の位置が思ったよりずっと高台にあることを確認。

 たぶん山の一部を切り崩して作られた空港のようで、機内から見ると「あんなところに着陸するのかあ」とちょっとびっくり。

 とはいえ飛行機は、当たり前ですがそんな私の心配も全く気にすることなく無事着陸。あっという間にゲートに到着。機外に出てちょっと歩くともう出口。小さな空港です。

 ここからはレンタカー。確か出口を出て右の方に行けばよかったはずと思いながらその方向に向かいますが、周囲を歩いている人は誰もいない。

 一緒に乗っていた人はどこに行ったんだろう?と気になりましたが、よく考えたら乗っていた座席がクラスJだったので、単に他人より早く機外に出ただけだったみたいです。

 というわけで、右手に100mぐらい歩くと、右側にレンタカーの受付場所。どうやらいくつかの会社が集まっているみたい。中に入ってトヨタレンタカーの受付に出向いて名前を告げるとすぐに手続き開始。

 今回乗ることになった車は最近話題に上がることが多い「ヤリス」とのことで、乗ってみたかった車なので、ちょっとうれしくなりました。

 早速お姉さんに案内されて白色のヤリスに乗車。座席の位置や鏡の角度を調節し、先ずはナビを見て、最初に行く予定だった小牧野遺跡保護センターを目的地に設定。

 走行メーターを見ると13000kmぐらいでした。というわけで、小牧野遺跡に向かって出発です。



小牧野遺跡保護センター


2021年旅行記


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