横浜中華街「口福」

「口福」のエビチリ
「口福」のエビチリ
「口福」のニラレバ
ニラレバ
「口福」の餃子
餃子


 JALシティ関内横浜から中華街までは歩いて数分です。ホテルを出て左の方に歩き、最初の交差点を斜め左に横断するとすぐに中華街になります。

 早速ふらりふらりと店の看板を見て歩き、あらかじめ調べた店と、実際の店の雰囲気を見比べ、一人でも気軽に利用できそうな店を探しました。

 右へ行ったり、左へ行ったり、路地を抜けたりして動き回りましたが、10年以上前の中華街に比べて、新しい店もいくつか出来ているようで、その間にかつて入ったことがあるお店があったりして懐かしかったです。

 一方当然ながら行列が出来ている店もあれば、外から見ても誰も入っていない店もあります。

 両者の間にどのくらい味の差があるのかは分かりませんが、中華街駅に近いほうが一般的に混んでいる店が多いように思います。

 そういった店の中で、小皿料理というのを売りにしている店を数軒回り、その中でたまたま店頭のメニューを確認していたとき、中からお姉さんが出てきて声をかけてくれた「口福」という店に入店。

 「関帝廟」近くにあるお店です。入ってみたら奥に細長い店で、2階にも席があるようでしたが、1階には誰もお客さんがいません。

 そんな中で選んだのが、先ず「青島ビール」。そして小皿料理の中から定番だろうと思われる「エビチリ」「ニラレバ」そして、おいしいですよと薦められた「餃子」を選択。

 久しぶりの「青島ビール」を楽しみながら待つこと5分。最初に出てきたのがエビチリ。

 食べてみると・・・・「?」。1品500円ぐらいの料理ですから、大きな期待は出来ないなと思っていましたが、やはり「この程度か」とちょっとがっかり。

 もちろんまずいわけではありません。きちんとした味になっていますが、この店ならではと思えるようなインパクトが感じられません。定番のエビチリという感じ。

 続いて「ニラレバ」・・・・・・「?」。やっぱり不満。もちろんまずいわけではありません。私の舌が鈍感なのか、かつて中華街で食べ歩いた記憶があって要求が高いのかは不明ですが、要するに「まあ普通だな」という印象。

 最後に「餃子」・・・・・・「これは・・・・ごく普通の餃子だ」。もしかしたら味の素の冷凍餃子と良い勝負かも・・・・と思いつつ、それ以上のオーダーを諦めました。

 繰り返しますが、まずいわけではありません。ただ小皿料理といえども、横浜中華街の店というイメージからすると、やはり味が定番過ぎます。埼玉県の地元の中国料理店とそれほど差は無いという印象です。

 というわけで、「やっぱりいつもの定番の店に行けば良かった」と内心いささか落胆しながら会計。

 しかしこれだけではなんか夕食として物足りない。どこかでお粥かラーメンかと思ったのですが、それだと多すぎる気もします。

 結局ブラブラ歩いているうちに、出来たばかりの肉マンが目に付いて、これを購入。部屋に持って帰って持参した焼酎を飲みながら食べておしまい。

 ちょっといまいちな夕食でしたが、逆に「また来るぞ」というリベンジの気持ちが湧き上がっています。



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