朝6時に起きました。朝食はついていないので、ホテルから50mほどのところにある「ローソン」で弁当を購入。
7時40分に出発。この日は能登半島半周旅行の予定です。近江町の交差点からどんどん北上。
カーナビ任せなので自分が走っている道路が石川県全体のどのあたりなのか良く分かりませんが、ともかく走りやすい道を快調に進んでいくと、能登半島の西海岸を走る「能登有料道路」の白尾ICに到着。
そのまま左側の日本海を見ながら一気に「柳田IC」へ。ちなみにこの道路は以前は有料でしたが今は無料ですから助かります。
ICを出て最初に向かったのが「気多大社」。(けたたいしゃ)ガイドブックの説明を読むと、恋の願掛けと書いてあって、私には縁がない神社だなと思いつつ、このあたりではかなり有名な神社なので、一度は境内を見ておこうと思っていました。
到着したのが8時過ぎですから、観光客はほぼ皆無。鳥居の前に大きな駐車場がありました。車から降りて200mほど歩くと本殿。想像していたよりも小さな神社ですが、風格は感じました。
ゆっくりと見て回って、次は有名な「巌門」へ。時刻は9時半。ここは昔何回か来たことがあるのですが、もうすでに20年以上前だと思います。
一番奥の方の駐車場に車を停め、そこから駐車場の端っこのほうに歩いていくと、写真のような素晴らしい景色が見えてきます。目の下には、これらの絶景を海側から見上げる観光船が停泊していました。
のんびり景色を眺めていたら、駐車場に続々と大型観光バスが到着。車の中から私より少し上の年代のおじいさんおばあさん達がにぎやかに降りてきます。
やがて旗を持ったバスガイドさんの明るい声に付き従って、ゾロゾロと移動。昔ながらの観光風景ですが、これで一気に周辺が騒々しくなりました。
「これはさっさと見るべきものを見たほうが良いな」と思ったので、本来の目的地である「巌門」の方へ。おじいさんおばあさんの団体を迂回しながら、早足で先回りします。
幸いなことにおじいさんおばあさんたちの多くは観光船に乗るようで、この隙に?一気に巌門の方へ進みましたが、アップダウンが結構あり、息が切れます。
ようやく「巌門」と言われている洞窟の近くから、海辺の美しい景色を撮影。海の中に大きな岩がニョキッと出ている様子は壮観です。以前と同じ景色で懐かしい思いがしました。
この後、写真撮影場所から下のビーチ付近までの遊歩道を降りてあたりを見学。有名な岩場に空いた穴(巌門?)を見て見学終了。再び息を切らせながら坂や階段を上って駐車場へ戻ります。