東北新幹線 グリーン車に乗車

 カーナビにトヨタレンタカーの新青森駅前の営業所を入力して出発。



途中のスタンドで給油。この間の走行距離は、大間崎の先端まで行きましたので往復で500kmぐらい。

 40Lは必要だろうなと思っていたのですが、結果的にほとんどノンストップで走ったとはいえ、給油量は18Lで、燃費の良さにびっくりです。さすが評判の「ヤリス」といった感じ。

 駅西口に到着し、営業所を見つけ、中へ。駐車場所に車を停めるとすぐに係員さんが出てきて、先ずは傷等のチェック。

 次に「満タン給油しましたでしょうか?」と聞かれたので、「しました」と答えると、「では領収書を」と言われびっくり。

 「満タンになっているかどうかはエンジンをかけてメーターを見れば一目瞭然なのに」と思いながら、財布の中やあちこちのポケットを探りようやく発見。

 給油した際、領収証はもらいましたが、うっかり胸ポケットに入れたことを忘れていました。財布に入れたもんだと思っていたので、ちょっと焦りました。

 しかしこの給油チェックは結構しっかりやっているみたいで、もしかすると営業所からかなり離れた場所で給油して、数十km走ってから返却する客も多いのかなと感じました。

 それならそれで、貸し出すときに「満タン給油は営業所近くのスタンドで行ってください」と言ってくれてもいいのではという気がします。

 というわけで領収書のチェックを受けて無事返却終了。「駅はどっちへ行けば?」と聞いてみると、「事務所内を通り抜けてまっすぐ行くと駅です」とのことで、スーツケースを転がし駅方面へ。

 駅に到着したのが11時ぐらい。私が予約した新幹線の発車時刻は1時過ぎ。駅近辺で昼食を摂って乗車と考えていました。しかし海外旅行ならともかく、到着が早すぎます。

 というわけで、先ずは駅構内のお土産屋さんめぐり。しかしスーツケースもありますので、移動が面倒。適当に見て回って、新幹線改札と書かれたプレートを見て2階へ。

 運行情報を見ると特に遅延もなく、順調に運行しているみたい。であるならば、「予約の変更が出来るのではないか」と考え、傍らのチケット売り場へ。

 すると12時ちょっと前の便に変更が可能とのことで、ここで変更完了。これなら大宮着も1時間早い3時頃着くので、通勤ラッシュも避けられそうという判断もありました。

 というわけで、傍らにあったドトールコーヒーに入り、レタスドッグとリンゴジュースで軽く昼食です。食べ終わって休憩後、11時半ごろ店を出て、すぐそばの改札を抜けてホームへ。

 しばらく待っていると新幹線到着。早速乗り込んで指定席に着席。今回は人生初のグリーン車利用ということで、とりあえず足元を撮影。



 普通車の座席に比べると多少ゆったりしている程度。前席の下に足を少し入れることが出来、これで足を延ばすことが出来ます。

 リクライニングも少し試しましたが、それほど倒れないみたい。まあ昼寝程度には良いのかも。ではまた利用したいかと問われると、普通席の混雑状況にもよりますが、グリーン車料金がちょっと高いような気もするので、普通車が空いていればそれで十分かなという印象です。

 グランクラスなる座席に乗れば、もう少し満足感も得られたのかもしれませんが、特別料金が高額になるので、これまた年金暮らしの身には辛いです。

 ちなみに大宮に到着するまで隣に新たにお客さんが来ることはなかったので、それは良かったと思います。

 それにしても駅を出発して速度が上がると、その早さを実感。これまで北陸新幹線を利用したことがありますが、それよりもさらに早い感じ。

 今調べてみたら、最高速度は300kmを越えるみたい。ともかく近くの景色がそれこそ矢のように後方に飛び退っていきます。だからこそ青森〜大宮間が約3時間ということですね。

 埼玉の住人としては、羽田空港まで移動する時間と手間を考えると、東北や北陸方面なら新幹線で十分だなという印象です。ましてや温暖化で航空機の二酸化炭素排出量も問題になっていますから、海外はともかく、鉄道利用は今後必須になるのかもと感じました。

 てなことをいろいろ考えているうちに、仙台駅に到着。さらに仙台からは1時間で大宮ということのようで、これまたびっくり。これだと大宮からなら仙台まで日帰り旅行も可能だなと思いました。

 てなわけで、3時ごろ無事大宮駅に到着。そこからさらに電車を乗り継いで我が家着が4時ぐらい。疲れました。けど予定していた目的地はすべて行ったなという充実感もあります。



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