夕食は「秀寿司」

 ホテルの駐車場に戻ったのが2時50分。連泊ですから部屋で休憩できるなとは思ったのですが、折角時間に余裕があるのだからと思って、ホテル近くの観光物産館「まさかりプラザ」に行ってみることにしました。



 ホテルの駐車場からは徒歩で300mぐらい。しかしそもそもまさかりプラザに向かう通りを歩いている人が皆無

 これじゃあ土産物店にもお客さんはいないのではと思いながら入り口を入ると、右奥にお土産屋さん。ただやはり人影はなし。

 店員さんからは「いらっしゃいませ」の声がかかりましたが、誰も客がいないお店というのは居心地が悪いものです。

 店内を一回りしましたが、なんか店員さんにその動きを監視されているようにも思え、どうも落ち着きません。(実際には私の思い過ごしだと思っています)

 以前なら、買いたいお土産がないときでも地元の銘品と書かれた「焼酎」の類を購入することも多かったのですが、今は断酒中のため買う必要もなし。

 饅頭やらクッキーといった菓子の類も、どこの観光地でも購入できるもので、あまり食指が動きません。
 
 というわけで、館内を一回りして退散。3時半ごろホテルの部屋で恒例の昼寝。4時半ごろ起きて、再び夕食場所の検討。といっても、昨晩周辺を歩き回って、「今日の夜は秀寿司に行ってみよう」と思っていましたから決断は早い。



 昨晩も歩いた道をフラフラと歩いて、6時にお寿司屋さん到着。今日は営業していました。店内に入り、一番端っこのカウンター席に座りましたが、先客は地元の方が一人、カウンターのもう一方の端に座ってのんびりしていました。

 板場には温厚そうな親父さんと思える方が一人だけ。これで営業が成り立つのか?とちょっと心配をしながら、注文したのは「上握り」と書かれた寿司で価格が2090円。

秀寿司の上握り

 一口食べてすぐ分かりましたが、「旨い!」と思える鮨でした。これならもっとお客さんが入ってもいいだろうにと思いながら食べましたが、後から店内に来る客はやはり誰もいない。

 「不思議だなあ、やはりコロナの影響か」と思っていましたが、やがて理由の一端が判明。どうやら地元の人はこの店をテークアウトで利用しているみたい。

 会計間際に中学生ぐらいの子供が入ってきて、大きな桶に入った握り寿司を持っていきました。「なるほど」と思って、厨房をちょっと覗くと、他にもテークアウト用と思われる大きな桶の握りずしが多数。

 「なるほどだからご主人は、客もいないのに次から次へと寿司を握っていたんだ」と納得。地元の人が良く利用するなら、おいしいことも納得です。

 てなわけで、この日の夕食は寿司を存分に楽しんでホテルに帰還。風呂にたっぷりお湯を入れ、のんびり入浴。動き回って疲れたのか、睡魔が襲ってきたので9時に就寝です。



浅虫水族館


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