第3日目 佐井港へ

 6時半に起きました。洗顔を済ませ、着替えて7時に朝食場所へ。このホテルの朝食は、事前に和定食か洋定食を選ぶ形式で、ご飯と味噌汁は自分で用意。

 おかずが決まったもので、運ばれてきます。実際にはこれ以外に「青森ならリンゴだろう」と思ったのでリンゴジュースも選択。

むつパークホテル 朝の和定食

 朝からしっかり食べて部屋に戻って出発準備。スマホを使ってこの日行く予定だった仏が浦観光船の運航状況をチェック。

 土曜日曜は強風のため欠航という表示でした。ラッキーなことに、この日は運航予定ですという表示でした。

 というわけで目的地が決定。連泊なので主な荷物は部屋に置いて、使っていたノートパソコンは一応スーツケースに入れて鍵をかけました。

 8時15分にレンタカーで出発。ルートは下北半島を横断するコースと大間崎を経由するコースの二つが表示されましたの、当初は縦断コースを選択。

 「よし行くぞ」と気合を入れて、カーナビの指示に従って、むつ市街から北上し、下北半島東海岸の海沿いの道へ。むつ市の大畑という街で内陸に向かうつもりだったのですが、途中の案内板に「薬師温泉〜佐井間は通行止め」という表示がチラッと見えたので、ルートを大間経由に変更。

 ただ後で分かったことですが、通行止めの期間が決められていて、この日は該当していなかったようです。ともあれ、内陸縦断コースも大間経由のコースも、見た目ではそれほど距離も変わらないみたいでした。

 大畑からは右側に海が見える良い道で、信号もナシ。ところが所々大雨によるがけ崩れが発生しているようで、ちょっと走ってストップということを繰り返します。

 ただ止まっているときは右側に海が見えるので、その景色を楽しんでいました。しかしがけ崩れは広範囲に及ぶようで、その規模も大きい。

 逆に言えば下北半島の東海岸は山が海岸線まじかまで迫る地形だといういうことですね。その意味ではこの道を作り上げる苦労も大変だっただろうなという気がします。

 大間の街に入る直前で、道は街を迂回するように手前で曲がっていき西海岸に回ります。大間から20kmほど走ってようやく佐井港の津軽海峡文化館「アルサス」に到着。時刻は9時45分。むつ市からは1時間45分で到着です。



 建物近くに50台以上停められそうな平面駐車場があり、その一角に停車。すぐにアルサス内部に入り、早速チケット購入だと思ったのですが、出航時間は10時40分で1時間前ですから、まだ販売が始まっていませんでした。

 というわけで、その時間を利用してアルサス内を見学。2階に資料館めいた一角があって、佐井港のお祭りで使われるような出し物が展示されていました。

アルサスで展示されていたお祭り用の絵画

 さらにお祭りで使う山車もあって、画像ではよく分かりませんが、側面に描かれた絵が興味深かったです。

アルサスで展示されていたお祭り用の山車

 ただ展示されている資料の数は限られているようで、見学に要した時間は10分程度。資料室のすぐそばにある窓からは佐井港の様子が見えます。手前左下の船が乗船予定の観光船です。

佐井港に停泊する仏が浦観光船

 見学を終えて、1階に降りチケットを購入。往復で2500円。結構高い。行程は行き交えりの乗船時間がそれぞれ30分。仏が浦には小さな港があり、そこでいったん下船して30分ほど観光するという予定です。

 チケット購入後、周囲にあるお土産屋さんを見て回りましたが、特に欲しいものはなし。10時20分ごろ建物の外に出手観光船に向かいます。

 乗船は10時半からと言われています。釣り好きなので、防波堤周辺にいる魚が気になったのですが、海を覗いても魚の影は見えませんでした。

 そうこうしているうちに乗船時間となり、乗船前に体温測定等が行われ乗船です。



仏が浦へ


2021年旅行記


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