青森に向かって出発

 出発は土曜日。いつも通りの朝6時半に起きて、枕元に置いてあるスマホで、列車の運行情報を確認すると、私が利用する東上線にびっくりマークがついてます。

 「何事か?」と思いつつ情報を見ると、どうやら大山駅構内で人身事故があったようで、ダイヤが乱れていると書かれています。

 「うへえ〜、またか」という感想。東上線は何故か人身事故が多い路線だなと感じます。普段都会に行くとき以外は使わないのであまり気にならないのですが、通勤で利用している方への影響は大きいはず。

 さらにこの日は山手線が渋谷駅で線路切替工事があるため、内回りは全面運休ということが分かっていました。

 本来なら行きは羽田空港まで最寄駅からリムジンバスを利用するところですが、こちらもコロナの影響か運休中。

 「こりゃ早くいかないと飛行機に乗り遅れるかも」と思いつつ、自宅を9時20分出発。飛行機は13時過ぎの出発ですから、なんと4時間前です。

 最寄り駅までは息子に車で送ってもらい、9時40分ごろに東上線に乗車。やはりダイヤが乱れているようで、たまたま来た電車は有楽町方面行きでした。

 混んでいることを予想していたのですが、幸いにも座席に座ることが出来たので、どうせならこのまま有楽町まで行って、そこで山手線外回りに乗り換えて浜松町へ行こうと車内で決断。

 有楽町駅で降りて乗り換えのために構内をウロウロ。予想以上に歩くことになり、「結構面倒だな」と思いながら、ようやくJRの有楽町駅に到着。

 幸いに列車はすぐに来て、車内も意外に空いていて無事浜松町駅に到着。

 ここでモノレールに乗り換えですが、購入した切符を乗り換えの改札に通すといきなり警告音。どうやら通る前にモノレールのチケットの購入が必要だったようです。

 乗り慣れていないのでこういった些細なトラブルが頻繁に起こります。ただすぐに駅員さんが出てきて、「あちらで切符を買ってください」というフォローもあり無事通過。
 
 モノレールは順調に進み、11時20分頃、羽田空港第一ターミナルに到着。結局自宅から正味2時間かかりました。

 エスカレーターで出発ロビーまで上がり、まずはちょっと早めの昼食。すぐ近くにそばやさんがあったので、ここで「梅おろしそば」。980円とのことで、まあ空港料金です。でも味はそこそこよかったです。

 食事を終え離陸1時間前の12時過ぎに保安検査場に行き、荷物を預けようとすると係のお姉さんが「ストップ」。なんとこの保安検査場はスカイマーク専用だったみたい。

 会社ごとに保安検査場が分かれているなんて考えてもいませんでした。その後改めてJALの保安検査を受け無事通過。この通過のためにあらかじめ発行されたスマホの搭乗用バーコードをかざす必要があるようで、これも初体験。

 ただすぐに読み取ってくれ、仮の搭乗券が発行されました。出発ロビーで33番ゲートの場所を確認すると、どうやらバスで移動しタラップで乗るみたい。

 集合場所に行ってみると、様々な地方に向かうゲートが集まっている場所のようで、ここで暫く待機。しかし離陸時間が迫っているのに、一向にバスが来る気配がない。

 結局離陸予定時刻にバスが到着。バスに乗るためにまたしてもバーコードの提示。5分ほど走ってタラップに到着。急な階段を「重いな」と思いながら新調したスーツケースを持って上り、座席に到着。朝からのドタバタで、早くも疲労困憊です。

 ちなみに今回の座席はマイレージの活用と疲労を考えて「クラスJ」を選択。国内線のビジネスクラスみたいなもんだなと思いながら乗り込みましたが、ちょっと期待外れ。

 国際線のビジネスクラスに比べるとかなり劣る印象。まあ乗っている時間が1時間程度ですから、多少座席が広ければ十分ということでしょうか。

JAL クラスJ座席の足元 



青森空港でレンタカー


2021年旅行記


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