2日目の朝は6時半起床。久しぶりに和室に敷いた布団で寝ましたが、いつもはベッドなので、起きてから立ち上がるまでの動作がなんとも心もとない。
上半身を起こすだけならともかく、そこから立ち上がるのが大変。昔は布団で寝起きしていましたから、こんなことは当たり前のように出来ていましたが、ベッドで寝るようになって30年近くが経過しています。
布団から立ち上がる時は、最初に片膝を立てて、更に反対側の足を立てて立ち上がる訳ですが、以前はそのまますくっと立ち上がることができたのに、更に手をつくという動作が必要。
ベッドなら、ベッド脇に足を降ろしてそのまま立ち上がればいいわけですが、布団だとこれが出来ない。
逆に言えば、日頃の運動不足とベッド利用により、大腿筋の衰えが激しいということなのかも。だからこそちょっと歩くと疲れてしまうわけです。
何とか立ち上がって洗顔を済ませ、窓際の椅子に移動し、外の景色を見ながら昨日買ったパンで朝食。安いわりに結構おいしいパンでした。
8時30分ごろ部屋を出て、車に乗り込み向かったのが「稲七釣具店」。
伊東で釣具店を利用するときは、いつもこの店です。キスの餌を買うためですが、予想通りジャリメは入荷していないみたいで、青イソメを購入。
周辺の釣果を聞いてみたのですが、新型コロナの関係で釣り人そのものがいなくなってしまったので、近況は不明とのことでした。
さらに宇佐美ビーチのサーファーについて聞いてみると、サーファーの増減は波次第ということのようで、いつ混むかは分からないとのことでした。
というわけで、そこから向かったのが熱川温泉。海沿いを走る135号線を軽快に走り、伊豆高原を抜け、大川温泉、欲川温泉を過ぎたところが熱川温泉。
135号線から熱川温泉に向かうには、一旦海とは反対側に右折して、次のT地路を左折。道沿いに下っていくと伊豆熱川駅の線路下をくぐり、温泉街に入ります。
狭い温泉街の道を道なりにどんどん下ってくと、海沿いの道に突き当たるので、ここを右折。左手にはきれいな白い砂浜が広がりますが、そのちょっと先に小さな堤防があります。
堤防右側はブロックが積み上げられていて釣りには不向き。ただブロックの間に釣り糸を垂らせばカサゴぐらいは釣れるのではと思っています。
私が行ったときは、すでに釣り人が10人ぐらいいました。だいたいその人数ぐらいで堤防はほぼ満員。そんな中で投げ竿を振るわけにはいかないので、白い砂浜のビーチ方面へ。
ちなみに道路から堤防に入る場所には「緊急事態宣言に伴って立ち入り禁止」という看板が出ていました。しかし10月に入って宣言は解除されましたから、問題ないだろうと判断した釣り人も多いのではと思っています。
熱川では、堤防からしか投げた経験がなく、ビーチからの投げ釣りは初めて。他にビーチで投げている釣り人は皆無。というわけで軽く投げてさびいてくると、海底の様子は遠浅という感じで根がかりも少なそう。
しかしやはり当たりがない。もっと近場かなと思い、波打ち際まで丁寧に引いてくると、なんと仕掛けが切られ針が紛失。どうやらフグやキタマクラの類が多いようで、仕掛けを消耗するだけ。
30分ほどで諦めて、弓角やジグも投げてみましたが、あたりは全くなし。「こりゃダメだ」と思って早々と釣りを断念。一旦車に戻って、歩いて堤防付近の様子を確認。
先端でメジナを釣っている人がいました。弓づのを引いている人もいましたがあたりはなさそう。堤防から海中を見ると、体長10cmぐらいの小魚が群れて泳いでいるのが見えサビキで釣れそうでしたが、それを釣ろうとしている人はいない。
もしかするとボラの類だったのかもしれません。というわけで、ビーチ沿いの道をさらに南下して、向かったのが白田の堤防です。