9月15日 伊豆2泊3日旅行


 2020年は年初から新型コロナの感染が拡大し、その防止のために旅行が規制されました。高齢者は感染すると重症化しやすいと言われ、私も何かと持病持ちなので行動を自粛。

 当初は3月ぐらいにタイ、6月にハワイなんてことを考えていましたが、感染拡大の勢いは止まらず、あれよあれよという間に夏休み。

 直前は、やたら長い梅雨が続き、「梅雨が明けた」と思ったら、今度は猛暑。私が住んでいるのは、埼玉でも時折全国的に気温が高いと言われている都市の近くなので、毎日毎日がともかく暑い。

 「どうせ外出自粛だし」と思って、出かけるのは家周辺のみ。しかし1月からそういった生活が続き、いつの間にか体力も低下したみたい。

 8月後半になって、少し感染拡大に陰りが見えてきたころ、試しに早朝ウォーキングを始めてみたら、すぐに息が切れて疲れる。

 「こんなに体力が落ちていたんだ」とびっくりし、以後朝早く起きたとき、天気や気温を見て、1時間弱歩くようにしたら、少し体力も戻った感じ。やはり動かないのは体に良くないと実感。

 折しも9月に入ってからは気温も低めに推移するようになり、さらに新型コロナの新規感染者数も減少傾向だったので、そろそろ近場の旅行にでも行こうかと考えるようになりました。

 そんな折、国や都は10/1からのgotoキャンペーンに東京都も加えるという決定をしたみたいで、だったら空いている今が旅行のチャンスかもと判断。

 カレンダーを見ると、9月は下旬に4連休があって、ここは混みそう。だとすると、その前か後だなと思いながら天気予報を見ると、15〜17日あたりで、伊豆の天気はまずまずみたい。

 私が旅行に行くときは、先ずは旅行先で何をするかから決めるのですが、今回は最近全く行っていない投げ釣りに行こうと決断。

 伊豆で投げ釣りの場合は、お気に入りの釣り場が数か所あるのですが、今回は伊東市街手前の、遠浅のビーチである宇佐美海岸に決定。



 というわけで、宿泊は伊東市街の旅館。かつて釣りのために何回も宿泊している伊東なので、宿泊先もだいたい決まっているのですが、今回はかつて宿泊して印象が良かった「ラフォーレ倶楽部 伊東温泉湯の庭」という旅館に決定。

 一人旅だと普段は利用しにくい旅館ですが、今回はgotoキャンペーンが使えるみたいで、1泊朝食付きの8畳板の間付きで、宿泊料金が7000円ちょっと。予約は楽天トラベルを利用しました。
 
 さて出発当日を迎え、いつも通り6時に起きました。雨は降っていなかったので一安心。朝食を食べ、車に釣り道具を積み込み、さらに着替え等の旅行用品を詰めたバッグを一つ。

 あまり早くから焦って出発すると朝の通勤ラッシュに巻き込まれるなと思ったので、9時ごろ自宅を出発。圏央道や小田原厚木道路を駆使して、出発から1時間半ぐらいで小田原到着。

 小田原の早川港で、いつも利用している釣り餌やさんに寄って、キス用の餌を購入。ちなみに購入した餌はジャリメという、いわゆるゴカイの類。ちなみに今回のジャリメ君、ちょっとサイズが小さく、元気もありませんでした。猛暑の影響なのかなと感じました。

 餌を買って、「これでどこでも投げ釣りが出来るぞ」と思いながら、久々のビーチ沿いドライブを楽しみます。早川港を通過すると、端っこの方に新しいレストランが出来ていることを発見。

 「帰りに寄ってみよう」と横目で見ながら通過。ビーチサイドドライブを楽しみ、熱海ビーチラインを走り抜け、網代も通過。途中いくつかの店がコロナの影響か、閉店しているのを見て、心が痛みました。

 網代に近づいたころ、コンビニに寄って昼食用のおにぎりを購入。本当なら伊東のマリタウンあたりで、おいしい昼食を食べたいなとも思っていたのですが、それよりもこの日は釣りを優先です。

 網代から伊東に向かうとちょっとした山道となり、そこを抜けると宇佐美という町になります。この宇佐美の海岸が、遠浅で投げ釣りには絶好の場所だと私は思っています。

 ただ最近は、サーファーの人が増えてしまい、ビーチわきの駐車場はいつも混雑。さらに海に出ると、サーファーがやたらいて、投げ釣りはちょっと危険。

 今日はどうかなと思い、駐車場に行くと、運よく数台空きがありました。さっそく駐車して、とりあえず海の様子を見ると、ちょっと波が高い感じ。

 ただサーファーは2kmほどの広い海岸に7〜8人いるだけ。さらに釣り人の姿は皆無。というわけで早速投げ釣り開始。久しぶりに投げる第一投はちょっと緊張しますね。

 しかし始めた中央付近の細い川近辺の場所が悪かったようで、1投目から仕掛けはからむし、道糸にごみが付着。挙句の果てにフグにハリスを切られる事態に。

 「こりゃいかん、フグばっかりだ」と場所を変えたら、今度はゴミばっかり。ちょっと底が荒れている感じ。もしくは海水温が高いようなので、藻の繁殖が激しい?

 というわけで広い海岸をあちこち移動。竿や釣り道具を持っての砂浜の移動は疲れますが、ある意味運動になります。最後に駐車場近くに戻り、ようやくごみの姿がなくなり、小さなキスが2匹。

 またシマイサキの子供や、マナガツオの子供?も釣れたりして、本命には恵まれませんでしたが、コツンと来るアタリや魚の顔は拝むことができたのでヨシとしました。

 しかし久しぶりの投げ釣りは、想像以上に疲れる感じ。結局4時ごろ極度の疲労を感じたので、伊東のマリンタウンに行ってちょっと休憩。その後予約した旅館にちょっと早めにチェックインです。



ラフォーレ倶楽部伊東にチェックイン


2020年旅行記


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