二上山、埋没林博物館

 氷見から二上山のふもとまでは10数km。途中海の景色が有名な「雨晴海岸」があったので、適当なところに車を停めて眺望を楽しみましたが、生憎と対岸に見えるはずの立山連峰は霞んでいました。

 というわけで、5分ほど海の景色を楽しんで一路二上山へ。国道415号線からカーナビの指示通りに右折して「二上山万葉ライン」という道へ。

 道なりに進むと、ちょっと広い駐車場があったのでそこで停車。奥の方に大きな釣り鐘が見えたので、何だろうと思って歩いて行くと「平和の鐘」と名前が記されていました。

二上山の平和の鐘

 今グーグルマップの口コミを見たら、自由に突いて良いようなことが書かれていました。周辺の見晴らしが素晴らしかったので、鐘の音は結構響くだろうなと思い突いていません。

 さらに進んでいくと、山の上から下界を見渡せるような場所が何か所かありましたが、単にごちゃごちゃと家が見えるだけで、背景となっている立山連峰がかすんでいるため景色はいまいちでした。

 「なんだこんなところか」と若干落胆して車に乗車。再び8号線に出て向かったのが魚津にある「魚津水族館」。3時半ごろ到着。

魚津水族館

 しかし駐車場にはお客さんと思われる車がほとんどなし。水族館自体の建物も何となく老朽化している感じ。写真に見えている階段を上り、入り口のドアの前まで行きましたが、あたりに人影はまったく見えず、遂に入館を断念。

 代わって向かったのが、もう少し先にある「埋没林博物館」。ここも実は水族館同様20年ぐらい前に訪れたことがあります。ただその時は大きな木の根っこがプールの水に浸かっているだけの展示で、実に地味な博物館でした。



 ところが今回行ってみたら、施設自体が全面的な改装を行ったようで、大きく変化していました。

魚津にある埋没林博物館

 入り口を入って左側のカウンターでチケットを購入。奥に進むと、ちょうど解説ビデオが始まる時刻で、早速誰もいないシアターでビデオ鑑賞。

 内容は埋没林が発見された歴史や、またそれが出来た原理等が手際よくまとめられていて、理系の私には興味深かったです。

 ちなみにビデオを見ていたのは最初から最後まで私一人で、係の人が機器を操作していましたが、客が少ないのでいまいち気合が感じられませんでした。

 ちょっと質問したいこともあったのですが、ビデオが終わったらあっという間にスイッチを切ってどこかへ行ってしまいました。

  



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