我が家の祖父祖母のお墓があるお寺は、氷見から能登半島西海岸の羽咋市に抜ける途中の山の中にあります。
ほとんど車が走っていない道を軽快に走り、先ずは昔祖父祖母が住んでいた家屋跡地で手を合わせ、続いてお寺へ。
お墓は山の斜面の途中にあって、斜面を登るのが大変です。ただ距離的には50mぐらい。行ってみると、正直なところ最近は高齢化の影響でお墓の世話をする人もいないようで、かなり荒れた状態。
それを見越して一応鎌等は持参しましたが、とても鎌だけでは対応できないなと考え、除草は断念。手を合わせただけです。
再び車に乗り、旅行の第一の目的であったお墓参りを終了。羽咋駅へ。以前親戚が駅のそばにいたので、駅周辺を良く歩いていました。
しかし金沢駅はきらびやかに変貌したものの、羽咋はちょっと取り残されている感じ。駅前のお店もシャッターが下りているところが多く、「あ〜ここもか」と寂しい思いを感じました。
気を取り直して羽咋駅前から、周辺では最も有名な千里浜ドライブウェーに向かいます。適当な道を選んで「のと里山海道」の下をくぐりビーチに出ると、目の前が日本海。
両側に薄茶色の広大な砂浜が延々と繋がり、穏やかな波が砂浜に打ち寄せられています。ここは波打ち際を車で走ることが出来る珍しいビーチで、普通のアスファルトの道路よりだ故凹も少ないです。
ただ細かい砂なので、余り長距離走ると、タイヤに砂がこびり付き、潮風にも吹かれるので、車には良くないだろうなとは思っています。
とはいうものの海辺を疾走するのは快感。夏場は海水浴で混雑するのですが、この時期は気持ち良く走れます。適当なところで、海に車を向けて停車。
5mも歩けば波打ち際です。車を降りて左右を見て、正面の日本海を見て、「いやあ海は良いなあ」という気分を満喫。カップルには抜群の場所ですね。
景色を堪能してしばし休憩した後、再び車に乗車。ここから向かうのは、今日の宿泊場所、近江町市場近くにある「リソルトリニティ金沢」です。