第1日目 新幹線で金沢へ

 9時前に自宅を出発。最寄り駅まではバイトに行くという息子に車で送ってもらい、大宮駅に10時ごろ到着。お盆期間中ということで、駅までの道路も空いていたし、電車も空席が目立っていました。

 大宮で待ち時間は1時間以上。そこで1本早い新幹線に乗れるか聞いてみると、すでに1回変更しているのでキャンセル手数料が必要とのことで断念。

 そのまま大宮駅のホームに上がると、さすがにホームは少し混雑。椅子に座って読書。この間周辺では東北、北陸、上越方面の新幹線が次々と到着し、結構活況を呈していました。

 到着する新幹線の顔つきもいろいろな種類のものがある。私の記憶は東海道新幹線のヒカリの形で途切れているので、どの形も物珍しい。

 新幹線の利用は、乗ってしまえば2時間ちょっとで金沢に着きますが、自宅から大宮駅まで1時間以上かかる。駅での待ち時間を考えると、金沢までの正味の必要時間は新幹線で4時間。

 昔に比べるととんでもなく早くなったが、決められた時刻の列車に乗らなくてはいけないので、普段自分の都合に合わせて車で移動する旅行に慣れているので、電車は自由度が少なく感じる。

 ただし車で金沢まで行くとすると、高速を突っ走っても6〜7時間かかるはずなので、時間的にはかなり得だし、車の場合は高速代も必要になる。

 とはいうものの個人的には時間がかかってもふらふらと自分のペースで動き回るのが好きなので、やはり車が便利だなと思ってしまう。ただし今回は自分の体力温存を優先。なるべく疲れないように新幹線を選択した。

 11時過ぎ、列車がホームに滑り込んできた。混んでいるかとおもったら、お盆の時期が過ぎたのか、全般的に下りは結構空いている。

 乗り込んでみると座席の間隔も広く、前席の下部が空いているので、足をしっかり伸ばすことができる。隣の席が埋まらなかったので、当初は通路側を選択したが、その後窓側に移動した。

北陸新幹線の車内

 座席に座ると、ちょっと堅めのクッションで座り心地はよい。やけに座席が前に傾いているなと思ったら、枕部分が上下に動くので、これを少し持ち上げ、座席を若干倒したら座りやすくなった。飛行機と違い、リクライニングをかなり倒しても後ろの客に迷惑にはならなさそう。

 こりや楽でいいやと思っていたら、いつの間にか動き出していた。発進もスムースでほとんど揺れない。しかも動き出してしばらくするとかなりの猛スピードで走りだし、さすが新幹線だと思わせる速さになった。

 一方窓からの景色はビュンビュン過ぎ去っていき、最初は関東平野の住宅街を走るので、正直外はあまり面白くない。30分ほどたって、高崎を通過。徐々に山が増え、トンネルも増加。景色はよくなったがトンネルが多いのでやたら視界を遮られる。

 トイレを使ってみたが、さすがに清潔で使いやすい。1時間ほどで長野着。出るときは雨模様だったが、雨は降っていない。路面は乾いている。ただ時々通過する中小の河川はかなり水量が多い。

 もうしばらくすると日本海側に抜けると思われるが、果たしてどの程度海が見えるのか?これはちょっと楽しみ。ただ新幹線の構造として、日本海側は3列席なので、一人旅ではなかなか座る機会がないかもしれない。



金沢駅到着


2017年旅行記


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