老神温泉近くの「吹き割りの滝」へ 

鱒飛びの滝へ

 10月中旬を過ぎ、少し日程に余裕があり、なおかつ秋晴れの青空を見ていたらちょっと日帰りドライブに行きたくなってきました。

 どこに行こうかなと考えて、この時期なら紅葉だろう、例年ならそろそろ日光あたりの紅葉が美しいのではと思い、自宅を9時過ぎに出発。

 我が家は関越道のICが近いのですが、日光へ行く場合は関越道周りと東北道周りの二つの選択肢があります。

 しかし聞くところに寄れば、東北道周りはこの時期は結構混雑するのでやめたほうが良いという指摘があり、距離的にはちょっと長くなるものの、関越道周りを選択。

 沼田ICを降りて、最初に向かったのが「老神温泉」近くの「吹き割りの滝」。

 途中これまで無かったトンネルが新しく出来ていたりして、少し時間を短縮することが出来ました。

 「吹き割りの滝」というのは、川床に大きな岩があり、そこにこれまた大きな亀裂というか落ち込みが出来て滝になっているという珍しい地形の場所です。

 11時頃に到着して、道の両脇にある適当な駐車場を選んで駐車。駐車料金は無料ですが、そこに併設されているレストランやお土産やさんで何かを買うことが期待されています。



 とりあえずトイレをかりて、滝の見学に出発。行きは坂道や階段をどんどん下るだけなので気軽ですが、帰りを思うとちょっとめげます。

 それにしても周辺に人が多い。もちろんそれらの人たちの年齢はウイークデーですから、みんな私と同じかそれ以上の人たちです。

 その人たちと一緒に坂道を下り、最初にたどり着いたのが「鱒飛びの滝」と呼ばれているところ。

鱒飛びの滝

鱒飛びの滝

 滝そのものはそれほどたいしたものではありませんが、水がきれいで、川周辺の紅葉も始まっていて、そのコントラストが美しいです。






 そのまま吹き割りの滝に移動すると、以前と違って見学場所に白線が引かれ、それより外に出てはいけませんとしつこくアナウンスされています。そのため、以前はぎりぎりまで身を乗り出して滝つぼが見えたのですが、今回は以下の写真のように、水が落ちる部分しか見えなくなっています。

 たぶん何らかの事故があったのではと思われますが、特に雨上がりの日などは、岩の上が滑りやすいので注意が必要です。

 水量は結構あり、流れも速いので、落ちたら泳ぐというのは先ず不可能のように思えます。また水温もかなり低いように思えます。

 というわけで、鱒飛びの滝自体はちょっといまいち。ただその上流部を眺めると、3枚目4枚目の写真のように、紅葉が始まっていて、その色と川の水の色、そして岩の白さのコントラストが美しいなと感じます。

 この景色を見ながら、ここから上流に向かって遊歩道が整備されているので、ぶらりぶらりと歩いていきます。



吹き割りの滝


2015年旅行記


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