2日目 石廊崎から「おかだ」へ

石廊崎先端に行く途中の遊歩道からの景色
先端に行く途中の遊歩道からの景色
石廊崎先端の展望台
石廊崎先端の展望台
石廊崎展望台から北東方向
展望台から北東方向
「オカダ」の磯魚アラ煮定食


 石廊崎灯台の脇の道を進んでいくと、遂に伊豆半島最南端の石廊崎到着です。懐かしい風景が眼前に広がりますと書きたいところですが、あまり記憶にありません。

 ただ先端の展望台へは、岩場の周りに作られた急角度の階段を下りていくのですが、風が強く、帽子が飛ばされそうになりました。

 ようやくの思いで展望台に出ると、そこからの景色は、もちろん絶景です。この景色を見るためにここまで来たわけですから、満足感も大きいです。
 
 しかも台風の余波で若干うねりが残っていて、迫力のある波が岩にぶつかっています。砕け散るしぶきを見ていると、それだけで爽快です。

 先端から北東側の断崖を見て、さらにぐるっと回って西側の断崖を見て満足して帰ってきました。

 ひたすら元の道を歩いて、12時半ごろ駐車場に戻ってきました。昼食の時間ですが、あらかじめ出発前にネットで、来る途中に「おかだ」という店があることを調べてありました。

 早速車に乗り込み、弓ヶ浜方面へ戻ります。場所は弓ヶ浜を少し過ぎて国道と合流する辺りです。

 店そのものはかなり大きく、駐車場に入っていくと、クラブツーリズムの観光バスが3台も停車していました。

 「こりゃ大混雑かな」と思って入り口に近づくと、店内から食事を終えたと思われる初老のおじさんやおばさんがぞろぞろと出てきてバスに乗り込んで行ったので、「これなら大丈夫」と判断。

 しかし「観光バスが利用するようなお店でいいのか?」というかすかな疑念もありました。

 ドアを開けて店内に入ると、元気なおじさんの「いらっしゃいませ」という声に迎えられ、「この感じなら大丈夫かも」と印象が改善。

 案内された4人がけの席に座ってメニューを眺め、選んだのが「磯魚アラ煮定食」1700円。

 お姉さんに、遠慮なく「今日のアラ煮の魚は何ですか?」と聞いてみると、「その日の都合で変わるのですが、キンメダイも入っていると思いますよ」との返事。

 磯魚にキンメは変だろう、という疑問がでかかりましたが、お姉さんは親切にこのあたりの名物であるキンメダイの煮付けのことを意識していたのだろうと思ったので、特に指摘せず、そのまま注文。(キンメダイは深海に生息しています)

 出てきたのが写真の料理。右上にアラ煮があって、それ以外にシメサバや左上の小さな器でイカの塩辛等がついています。

 肝心のアラ煮ですが、キンメやブリといった魚が入っていて、やっぱり磯魚じゃないなと思いましたが、味は良かったです。地元の魚介レストランで食べれば、これだけで1500円ぐらい取られそうな印象です。

 最終的なお店の印象ですが、従業員さんは皆親切で、てきぱき動き回っていましたから印象も良いです。料理もおいしかったので大満足の昼食となりました。お勧めできる店だと思います。





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