「千里浜ドライブウェー」は羽咋(はくい)市街の千里浜ICから入ります。ICを通り過ぎるだけで、砂浜に出ます。
すると目の前に日本海が現れ、遠浅のちょっと薄茶色の砂浜が広がり、そこを波打ち際まで車で走ることが出来ます。
しばらく走って、適当なところに車を停め撮影したのが以下の写真。
平日の午後ですから、いわゆる観光のための車はいません。右を見ても左を見ても、たまーに車が走ってくるだけで、あとはビーチを独り占めです。
とはいうものの、そうそう長く海だけを見ていても飽きてしまいます。15分ほど車の周りをぶらぶらして、運転でこわばった体をほぐし、そのまま砂浜を走って「今浜IC」へ。
ここから海沿いの元有料道路を走って金沢に戻りました。ホテル着17時ちょっと過ぎです。
車をホテルの駐車場に入れて、その足で近江町市場を回ってみましたが、すでに閉店している店が多く、お土産は翌日の午前中に買うことに決定。部屋に戻って風呂。そして夕食場所の検討。
今日は観光客らしく素直に近江町内にあるレストランで夕食を摂ろうと思っていました。例によっていくつかの候補を考え、メモして、順番に店を外から眺め入り安そうな、フィーリングに合うお店を探すことにしてホテルを出発。
と言っても到着まで5分とかかりません。これはこのホテルの最大のメリットでしょうか。
市場に入り、いったん右奥にいくつかあるレストランを見ましたが、時間的に早いせいか、客が入っている様子がないか、外からは中の様子が伺えない店が多くて、結局決めたのが、「近江町食堂」。
通路からちょっと路地を入った所にある店ですが、ドアを開けると客が3〜4組いたので安心。
「どこでもいいです」と言われたので、4人がけのテーブル席へ。先ずはビールで喉を潤し、メニューを眺め、選んだのが定番と思われる「刺身定食」1850円。
しかし正直に書くと評価は低いです。昨日の「座いっく」の印象が良かっただけに、「やっぱり観光客向けなのかな」という感じ。
具体的には、刺身はまあま普通ですが、格別新鮮だという感じはしません。一番がっかりしたのが何の変哲もないと思われた冷奴。いくら冷たいと言っても、下の方が凍っている豆腐では商品価値がありません。
さらに茶碗蒸しも、暖めなおしたと思われるようなぬるさ。見た目は写真のようにそこそこ豪華ですが、コストパフォーマンスが悪すぎます。
他に地元のお客さんがいましたので、たまたま選んだメニューが悪かったのかもしれませんが、こういった食堂で刺身定食は定番だと思います。料理に気合が感じられませんでした。
ちょっとがっくりしてホテルに戻り、早めに就寝です。