聖ヶ鼻の砂浜と岩場

 投げ釣り用のおもり、天秤、仕掛け、力糸をあっと言う間に失って意気消沈しながら、やはり初日は釣りをしてはいけなかったんだと思いつつ、海沿いの道を柏崎方面に戻り始めました。

 海沿いの8号線を走っていくと最初に見えてくる岬のような場所が、米山海岸の東側にある「聖ケ鼻」です。国道から米山海水浴場に向かう道をどんどん降りていきます。



 途中矢印の看板もあり、それに従って奧へ奧へと走っていくと「聖ケ鼻」西側の断崖が見えてきます。夏場は海水浴客の車の駐車場となる広い場所に車を停め、砂浜に歩いていきます。

 車を停めたすぐ前が海岸です。案内板があったので撮影。本来はこの近くにある旧信越線が通っていたと思われるトンネルが遊歩道になっているはずでしたが、崩落?の危険があるようで閉鎖されていました。

聖ヶ鼻近くの閉鎖されたトンネル

 本当はこの遊歩道を歩いて上輪の海水浴場を見に行こうと思っていました。ちょうど「聖ヶ鼻」の東側に抜けるトンネルです。

 トンネルの左側から砂浜に降りていくと、左側上越方面に釣り人が一人いましたが、何も釣れてないみたいで、私が見ている前で道具を片付けて帰り支度を始めてしまいました。

聖が鼻南側ビーチ

 右側は「聖ヶ鼻」の断崖絶壁が頭上から覆い被さるようにそそり立っています。少しその下の岩場を歩いてみましたが、潮通しが悪いのか水の流れもあまりなく、ゴミが多く釣りにならない印象です。

聖ヶ鼻北側の磯

 ただ手元にある釣りのガイドブックを見ると、先端付近ではスズキ、クロダイが釣れるというマークがありました。しかしこの岩場は、ちょっとした地震の揺れで、上から岩がゴロゴロ落ちてきそうで、安心して竿を振れないなと感じました。

 実際、岩場の足下は結構浅いので、コマセを撒けば小魚は集まると思いますが、大物が来るようには見えません。ただ沖合に入っているテトラ周辺には大物が潜んでいる可能性はありそうです。ルアー釣りに向いているのかもしれません。



上輪海水浴場へ


2013年旅行記


トップページへ