大津漁港で海鮮丼
今年のゴールデンウイークは当初どこにも行くつもりはなかったのですが、前半を終わってあちこちに出かけている方々の様子を聞いている内に旅行の虫が騒ぎはじめ、結局最後の6日から7日にかけて出かけることにしました。
この日からなら交通渋滞もないだだろうという判断です。場所は最初新潟方面を考えていました。しかし折角の機会なのでいつも行くような場所ではなく、これまでほとんど行っていないような所に行きたいなと考えている内に、茨城や福島はどうだろうかと思うようになりました。
やはり東日本大震災の被害状況が教員の一人として気になりますし、また大震災の津波の恐ろしさというのをこの目で確かめたい、という気持ちもありました。距離的に見ても、片道250kmぐらいで、高速を使って3時間ぐらいで行けそうなことが分かり、急遽楽天トラベルでいわき市のビジネスホテルを予約。1泊朝食付きで5500円ぐらい。
当日は自宅を8時に出て、先ずは圏央道で桶川ICへ。そこから一般道で東北道の加須ICへ。この辺りは車も少なく、40分ぐらいで加須に到着。
東北道は下りも若干車の台数が多かったものの、渋滞もなく快調に走って栃木都賀JCへ。ここから北関東自動車道で常磐道に向かいます。ひたすら走って常磐道の田野PAでトイレ休憩。
さらに日立中央PAでコーヒーブレーク。高萩ICで高速を降りて国道6号へ。6号線のシーサイドドライブを楽しみながら「五浦海岸」の手前大津漁港で昼食。るるぶに掲載されていた「大津漁港直営 市場食堂」という所へ。
どうやらここも津波で大きな被害を受けたようで、建物は再建されたもののようでした。また建物の周辺には何も無く妙にさっぱりしています。
店内に入り何を食べるかメニューを見ながら考えましたが、ここのところ昔に較べるとかなり少食になっているので、量よりも質を重視したいなと考え、悩みに悩んで「海鮮丼」1250円を注文。
さて出てきたのは以下の写真の通り。かなり豪華で、この値段でこの盛りに、働いている人たちの気合いを感じました。
味噌汁はワタリガニです。海鮮丼の方は10種類ぐらいの具が入り、さらにイクラとウニ、大振りのエビがドンとのっている様子が圧巻でした。
食後、強風の中、港の先端方向に歩いていくと、その途中に明らかに津波の影響と思われる大きな岩がゴロゴロ転がっていました。