うたゆの宿

 大室山から再び海沿いの国道135号線を南下。この先は道路が海から離れ内陸部を走るので、しばらくあまり景色は良くない道が続きますが、伊東の南にある赤沢温泉を過ぎるあたりから再び爽快なシーサイドドライブとなります。

 海沿いの露天風呂で有名な北川(ほっかわ)温泉を過ぎると目的地の白田温泉はもうすぐそこです。手前の熱川温泉で国道を一旦右折し、そこからユーターンするように坂を下って温泉街に入り海辺の道に抜けます。

 抜けた右側角に熱川温泉の源泉となっている井戸みたいなものがあり、いつももうもうと水蒸気が立ち上っています。ここがT字路になっているので右折。

 200mほど進むと、砂浜の中に突き出した小さな堤防があります。(以下の写真)ここの先端ではメジナやウミタナゴが釣れるのですが、折からの強風で釣り人は二人だけ、念のため何か釣れているのかと見に行きましたが、どうやらまったく駄目なようです。



 ちなみに3月のこの時期は、1年の中でもっとも水温が低くなる時期で、魚はなかなか餌を追いません。ただし冬特有のヒラメやコチは、この熱川あたりでも釣れるみたいです。

 堤防近辺で20分ほど過ごし、そのまま海沿いを走り、今回宿泊する「うたゆの宿」(現在の名前は開春楼)へ。宿の前の駐車場に車を停め、荷物を持って受付のある2階へエスカレーターで上がります。



 ここには何回も来ていますので勝手が分かっていて気楽です。チェックイン手続を終えたら、すぐ側の棚にある浴衣を選びます。サイズがいろいろあるのですが見本もあり選びやすいです。

 浴衣と荷物を持って部屋へ。部屋は全室オーシャンビューです。波の音が良く聞こえます。部屋でネットが使えないのが辛いところですが、2階の受付脇に共用のパソコンが置いてあります。

 部屋ですが10畳ぐらいで、窓側に椅子が置いていある典型的な旅館の間取りです。ユニットバスも付いていますが、大浴場に温泉が出ていますから普通はそちらを使います。大浴場は建物の一番上にあって、見晴らしが良く、海を見下ろす感じです。露天風呂もあります。



 トイレはウオッシュレット付き。写真のように、すでに部屋の隅に寝具が積まれていて、これを好きなときに勝手に拡げて寝ることが出来ます。テレビは液晶の大きなものがついていました。

 窓からは伊豆7島の大島、利島、鵜利根島、式根島等が見えるのですが、この日は黄砂の影響で全体的に視界不良でした。



 到着したのは4時頃ですが、何をやったかというと卓球です。1階に卓球台が2台置いてあります。息子は中学時代卓球部で、私も一時期卓球部の顧問をしていた関係で、そこそこ打ち合うことが出来ます。ここで汗を流して、夕食前に一風呂浴びて、美味しいビールを飲もうという計画です。
  



うたゆの宿の夕食



2013年旅行記


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