2013年3月 伊豆2泊3日

伊豆半島へ

 3月に入って息子と私の空いている時間が一致。久しぶりに伊豆半島に遊びに行くことにしました。目的は温泉と景色、さらに釣りを楽しむことですが、釣りについては強風と花粉で断念。

 宿泊は、我が家御用達?の熱川の南にある白田温泉「うたゆの宿」(現在は閉館、別名で営業)で1人1泊7800円。バイキング形式の食事付きなので経済的です。ここに2泊しました。

 我が家は埼玉県にあるので、伊豆半島の下田近辺まで車で行こうとすると、1泊ではかなり辛いです。2泊だと時間的にも余裕が出来るので、安全運転にもなります。

 最近は圏央道が高尾ICまで開通し、かなり便利になりましたが、高尾ICから厚木方面に抜けると、途中妙に信号が多いことが分かり、今回も八王子ICから中央道で相模湖東ICで下車。そこから国道412号線を使って厚木に向かいます。

 時間的には八王子から16号で行ってもそれほど変わらないような気もするのですが、妙に渋滞しているときがあるので、コンスタントに空いている412号線を選んだ方が、運転のストレスも少ないように感じます。

 厚木からはいつものように厚木小田原有料道路で一気に石橋ICまで行きました。通常は早川ICで降りて、小田原港に面した釣具屋さん「小田原FBC」で餌等を準備していくのですが、今回は釣りはきついかもと予想していたので、一気に石橋ICまで行きました。

 石橋ICへの最後の道は、海の上をつっばしる爽快な道です。そのまま国道135号線に合流し真鶴半島の手前で旧有料道路に入ります。以前は有料でしたが今は無料です。

 もう1本有料の道があり、これを通れば一気に福浦まで行けるのですが、そのために数百円のお金が必要なので、今回は駅前を通る旧道を選択。

 福浦港から湯河原までのビーチは、いつも誰かがサーフィンをやっています。波はたいしたこともなく遠浅みたいなので機会があったらやってみたいと思うのですが、なにせ眼鏡をかけないとどうしようもないので、サーフィンは出来ないなあと思っています。

 このビーチを抜けた左側にちょっとしたショッピングモールがあるので、ここに車を入れ、「バーミヤン」で昼食。伊豆に来たら美味しいものを食べなくてはいけないというようなプレッシャーを以前は感じていましたが、最近はそこまで考えなくなりました。

 バーミヤンを出て熱海ビーチラインへ。この道路は伊豆の東海岸でも屈指のシーサイドドライブを楽しめる道だと思っています。ひじょうに気持ちの良い道ですが、波が荒いときは道路上にしぶきが舞い上がってきます。それよりひどくなると通行止めになってしまいます。

 今回車で走りながらあちこちで、今この瞬間に巨大地震が起きたら津波が押し寄せるまでの時間はどのくらいで、その時どこに逃げたら良いんだろうか、と山側の絶壁を見ながら考えることが多かったです。

 我々旅行者は一時的に通過するだけですが、ここで生活をしている人は本当に心配だろうなあと思います。特に港の一番深いところに住居を構えている人は、津波が来ればひとたまりもないということが、東日本大震災でよく分かったのではないかと思います。

 だからと言って昔から住んでいる家をそう簡単に引っ越すわけにもいかないでしょうし、そもそも伊豆半島自体にさらに家を建てるような土地が残っているとは思えません。困ったなあと思いつつ生活を続けていくしかないというのが庶民の感覚でしょうか。

 熱海の街中を抜けると車はどんどん減り、快適なシーサイドドライブが楽しめます。網代の街を抜けると、断崖絶壁の上に作られた曲がりくねった道路となり、ここを気持ちよく走りトンネルを抜けると、やがて左側に私の大好きな釣り場である宇佐見港が見えてきます。

 しかし今回はそのまま通過。伊東市街を快調に通り抜け、目指したのは大室山。以前も行ったことがありますが、リフトに乗りたいという息子の言葉でここを選びました。 



大室山へ



2013年旅行記


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